第35長久丸で漁獲したマグロの水揚げが、3月27日に行われました。
今回水揚げされたマグロは、漁獲後すぐに自社船で日本まで持ち帰ったものではなく、運搬船である大盛丸に託し、日本へ運ばれてきたものです。
現場の写真や動画も多く残っており、あらためて「海の上から港まで、いろいろな船の力でつながっている仕事だな」と感じます。
マグロ漁船は、魚を獲ることがいちばん大切な役目ですが、獲れたマグロをその都度すべて積んで日本へ戻るわけではありません。
操業を続けながら、洋上で運搬船にマグロを託送し、日本まで運んでもらうことがあります。
こうした受け渡しがあることで、漁船は次の操業に向かいやすくなり、漁獲物は適切な形で日本へ届けられます。
海の上では「獲る船」と「運ぶ船」、それぞれの役割がうまくつながって、はじめて港での水揚げまでたどり着きます。
もちろん、航海を終えて帰港する際には、自社船に積んで持ち帰ることもあります。
その時々の操業や航海の状況に応じて、いちばんよい形を選びながら、日々の仕事が進んでいます。
3月27日の水揚げは、そんな海の上の連携が、港でひとつの形になった一日でした。
写真や動画からも、現場の空気や積み重ねてきた時間がしっかり伝わってきます。
魚を獲る場面だけでなく、運ぶこと、受け渡すこと、そして港で迎えること。
そのひとつひとつがつながって、ようやく皆さまのもとへ届いていきます。
派手ではありませんが、こうした積み重ねもまた、遠洋まぐろ漁の大事な仕事のひとつです。
港に並んだマグロを見ながら、海の上で受け継がれてきたバトンを感じる一日となりました。







