

ご挨拶
人を育てる船でありたい
100年企業への歩みと、変わらぬ情熱
株式会社長久丸は、大正13年の創業以来、三重県尾鷲市を拠点に、漁業一筋に歩んでまいりました。
時代の変化に柔軟に対応しながら、遠洋まぐろ漁を中心に、技術と信頼を磨き続けています。
初代・大門長一が焼玉式エンジン船を進水させたことを皮切りに、二代目・長衛、そして私・長正へと受け継がれた想いは、「まぐろ漁を通じて社会に貢献すること」。
自然の恵みに真摯に向き合い、乗組員や関係者の安全と成長を大切にしながら、良質なまぐろを安定的に届けてきました。
現在では、冷凍倉庫事業の運営や、地域の水産物の保管・流通支援にも取り組み、漁獲から加工・販売までを一貫して行う六次産業化の体制を整えつつあります。
また、地元飲食店や小売店との連携を通じて、地域経済にも微力ながら貢献できるよう努めております。
長久丸の船は、ただ魚を獲るだけの場ではなく、「人を育てる場」であるべきだと考えています。
若い世代が誇りを持ち、安心して挑戦し続けられる環境を整えながら、人材の育成にも力を注いでまいりました。
これからも100年企業としての誇りを胸に、地域とともに、そして海とともに歩み続けてまいります。
今後とも変わらぬご支援・ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長 大門長正
代表取締役社長 大門長正 ![]()
会社概要
| 会社名 | 株式会社 長久丸 |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役社長 大門長正 |
| 創業 | 1924年(大正13年) |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 事業内容 | 遠洋まぐろ延縄漁業(6隻体制)・近海かつお一本釣り漁業(1隻)・冷凍倉庫事業・まぐろ・かつおの販売業 |
| 主な取引先 | 東洋冷蔵株式会社・中央魚類株式会社・焼津漁業協同組合 |
| 協力会社 | 長久水産株式会社 |
長久丸100年のあゆみ
■ 創業期(大正13年〜昭和20年)
- 大正13年(1924)
初代・大門長一が長久丸(一号)を新造し、三木浦で漁業を開始。
サンマのタタキアミ漁に従事。 - 昭和5年(1930)
第三長久丸(45トン・ディーゼル)を新造。
地域初のディーゼル漁船。 - 昭和11年(1936)
第五長久丸(125トン)進水。昭和17年に戦争により沈没。 - 昭和16〜19年
第八・第十一長久丸が相次いで進水するも、いずれも徴用・戦没。 - 昭和20年(1945)
終戦後、広島・宇品の打ち上げ船を購入・修理し復興開始。


■ 法人化と再出発(昭和24年〜44年)
- 昭和24年(1949)
第一長久丸(99トン)を建造。「景気の良い船」と称される。 - 昭和25年(1950)
長久漁業有限会社 設立 - 昭和26〜28年
第二・新第一長久丸を建造し、2隻体制に。 - 昭和35〜38年
第五号・十一長久丸を建造。遠洋漁場へ本格進出。 - 昭和42年(1967)
第八長久丸を建造。 - 昭和44年(1969)
ハマチ養殖開始/冷蔵庫事業スタート
長久漁業有限会社を解散。
経営は個人名義に移行(長一氏と兄弟による共同名義)。
■ 発展と多角化(昭和45年〜平成元年)
- 昭和45年(1970)
長衛が経営を引き継ぐ。漁船の更新と人材重視の経営を開始。 - 昭和54年(1979)
第二十五長久丸がジブラルタル海峡でソ連船と衝突・沈没
(全員無事救助)。 - 昭和57〜63年
十二・第二十八・新第一長久丸などが相次ぎ進水。遠洋・近海・定置・養殖の四本柱体制へ。 - 昭和63年(1988)
株式会社 長久丸 設立。
大門長衛を筆頭株主とし、長正ら親族が後継役員に就任。


■ 現代へ(平成〜令和)
- 平成元年(1989)
大門長正が語学研修のため豪州・ブリスベンへ渡航(柔道指導も兼任)。 - 平成2年(1990)
旧第一長久丸の代船を建造・進水。 - 平成3年(1991)
長正が帰国し、東洋冷蔵に出向。マグロ買付・販売を学ぶ。 - 平成6〜9年
第十一長久丸、第二十一長久丸を相次いで建造・増隻。 - 平成10〜15年
地中海沿岸国との用船事業を展開し、漁業技術指導に従事。 - 平成13〜14年
尾鷲市朝日町の旧缶詰工場跡を取得し、冷蔵・加工販売業へ参入。
東洋冷蔵のむき海老加工場を隣接地に誘致・建設。 - 平成16年(2004)
第111長久丸が就航。十二長久丸は廃船。 - 平成20年(2008)
第五長久丸を国際減船により抹消。 - 平成24〜25年
新・第一長久丸、第三十五長久丸が就航し、最大7隻体制に。 - 平成26年(2014)
第111長久丸を売船。 - 令和2年(2020)
兄弟会社 長久水産㈱の新造船「第八十七長久丸」就航。 - 令和4年(2022)
大門長衛が代表取締役を退任 - 令和6年(2024)
長久丸 創業100周年を迎える
