パナマ寄港のタイミングで、船員から“ちょっと不思議で温かい”写真が届きました。
艫(とも)で、機関長と一等機関士が並んで作業している後ろ姿。
その向こうには一面の大海原が広がっていて、まるで絵になるような一枚です。
整備をしているのかと思いきや――
実は二人の手元にあったのは工具ではなく、パイナップル。
寄港時に購入したパイナップルを、休憩時間に食べやすいようカットしている最中でした。
同じアングルで撮影されたカットが2枚続いており、真剣な背中と広がる海のコントラストがなんとも言えない雰囲気を醸し出しています。
海の上では、こうした小さな楽しみが大きな活力になります。
この日カットしたパイナップルは、凍らせて“航海中のおやつ”としてストックしておくのだとか。
慌ただしくも力強い日常の中にある、船員たちの穏やかなひととき。
写真から、海上での暮らしの空気が伝わってきます。


